エスカレーターを早く安全に!エスカレーターの2列利用の有効性を伝える
~「S2列化」
川江優希さん(高校2年)
◆どんな活動をしましたか。発表した活動内容を教えてください。
エスカレーターは2列にした方が危なくなく安全です。そのことを広めたくてこのプロジェクトを始めました。
そのためにしたことは、まず、エスカレーターの2列の方が良いことを調べました。すると、エスカレーターの階段の高さは普通の階段よりも高くなっているのでこけやすい。あと、2列の方が全体の動きが35秒以上も早く動けることを調べました。

それから、エスカレーターの前で子供の音声を流して、2列の方が良いことを知っていたか、この音声はなんと言っていたか、2列にすることにはどう思うか、のアンケートをとることにしました。

そのための許可を得るために企画書を作り依頼をしたりして、最終的にはショッピングモールのミナカ小田原のエスカレーターの前で子供の音声を流してアンケートを実施しました。

◆どうしてこの活動のテーマや課題を選び、取り組もうと思ったのですか。
エスカレーターで隣を走っていったりしてる人を見ていると、ぶつかってしまったり、歩く側にいる人にぶつかるのに気を使ったりして、結局ほとんど普通に乗ってる人と速さが変わらないのを見ていると、よく親と2列の方がいいのにねと話していたからです。

◆どんなことにいちばん苦労しましたか。
エスカレーターの利用者にアンケートを取りに行くことと、100日間あったにもかかわらずぎりぎりになってしまって、発表はほとんどぶっつけ本番になってしまったこと。
◆楽しかったことはありますか。
今は笑い話にできますが、やっている当時は楽しさはほとんど感じてなかったです。でも終わったあとの開放感が凄かったです。
◆今回の活動で、自分がいちばん頑張ったことを教えてください。
最終報告会のぎりぎりの日に高校2年生なので修学旅行があり、スライドが進められず当日の朝5時までやったことです。
◆取り組んだテーマや課題に関して、今後どのような活動をしていこうと考えていますか。
まだまだ色んなエスカレーターの場所で音声を流していくつもりです。
◆今回の体験からどんなことを学んだ・得たと思いますか。
意欲や努力や行動力を学び、得ました。